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プレートピクニックとは

プレートが
人脈町脈山脈
つないでいく。

気がつくと近くにある小さなプレートたち。まちの住所表示、施設のサイン、土木構造物の概要表示、橋や河川の名称、工場の機械の銘板や注意書き、建造物の名前、お店の看板、駅の案内表示、住宅の表札、ホテルのキーホルダー、胸の名札、製品のロゴ、記念品やトロフィーの表記、などなど。

金属やアクリルの平面に、文字や絵や柄を刻印したり、印刷したりして、四角や丸やその他のカタチに切り抜いて、取り付けたり、置いたり、身につけたりする。そんなプレートたちは、脇役だけど、あることで、わかりやすくなったり、何かと差別化したり、行き先を示したり、誰かと何かをつないだり、ちょっと自己主張したりもする頼もしく可愛らしいツールです。

プレートピクニックとは
プレートピクニックとは
プレートピクニックとは
プレートピクニックとは

PLATE PICNIC

PLATE PICNIC

プレートピクニックは、暮らしを楽しくする新しいプレートを研究・企画・設計・開発・製造・販売、そして生活に活かすデザインプロジェクト。クリエーターとファクトリー、時には、生活者もいっしょになって、これまでになかったプレートのカタチや使い方を生み出し、広めていきます。

長年にわたり、立山連峰の山脈(やまなみ)の麓にある富山県の上市町で、主に機械に取り付ける銘板(プレート)をつくってきた「富山プレート」のファクトリーを中心とする様々な技術を活かして、その可能性を追求していきます。楽しいプレートのピクニックを重ねることで、様々な人との出会い生まれ、それが人脈(ひとなみ)となり、やがて、それぞれの暮らしの日常の街脈(まちなみ)となって、未来に向けた脈(なみ)をはかる取り組みです。

プロジェクトの拠点上市町について

上市町は、富山県東部に位置する人口約19,000人のまち。富山市中心部までは、車でも電車でも25分ほど。「剱岳」を主峰とした北アルプスの立山連峰を望み、古くからその登山口として知られてきました。上市川、郷川などまちを流れる川は、山々からの豊かな水をたたえています。豪雪地帯でもあり自然の険しさに畏敬の念を、その美しさにいつくしみを感じながら育んでいます。

上市町について

ファクトリー富山プレートについて

プレートピクニックの製造を手がける富山プレートは、創業以来、銘板を製作してきました。そのはじまりは、1軒のカメラ店。「富山の薬売り」として知られる売薬業が盛んだった上市町。一年の大半を家族と離れて暮らす人たちが、家族写真を持って旅に出て、旅先での風景を写真に撮って持ち帰る。1枚の写真でも心の支えになることができたらと、写真撮影、カメラの貸し出し、販売、現像をおこなっていました。その後、写真技術を用いて、銘板製作をおこなうことになっていったのです。

富山プレートについて

PROJECT STARTING MEMBERS 2021~2023

マネジメント:西島ことぎ、宮田志保(株式会社富山プレート)/企画・デザインマネジメント・クリエイティブディレクション・テキスト:萩原 修、吉川 友紀子(株式会社シュウヘンカ)/アートディレクション・グラフィックデザイン:水野佳史(水野図案室合同会社)/イラスト:鷲巣 弘明/コンセプトテキスト:上野 賀永子(コトノオト)/撮影:大井川 茂兵衛(株式会社 Hi-Bush)/サイトデザイン:榊原 彰(BALABILAB)

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